英語育児をやって良かった点と悪かった点
英語育児を始めて10年になります。
始まりは、ベネッセのワールドワイドキッズ。
親子でハマり、今まで大きなスランプもなく英語を身に付けてきたアン。
でも、すべて上手くいったわけではありません。
英語育児を経験してきて、色々なことが見えてきました。
1人しか育てていないので、英語育児をしているすべての子供に当てはまるとは全く思っていません。
10人いたら10通りの英語育児とその結果がありと思います。
ここでは、アンのケースとしてお読みください。
①良かった点
何といっても、海外の人とも積極的に英語でコミュニケーションを取れることです。
アンと私はアンが小3の時にフィリピンへ親子留学をしました。
空港の店員さんや、カフェの店員、初対面でも英語で自ら話しかけていました。
学校のネイティブ先生とも、頻繁に会話をしているようです。
本が大好きで、英語の本は毎日読んでいます。読むのもとても早い!
字が小さい300~400ページくらいの本でも2,3日で読んでしまいます。
英語を話す時、読む時は脳が英語脳になっています。
オンラインレッスンでは、アンはとても自信に満ち溢れていて自分の意見をはっきり言います。
時々、先生も熱くなって意見が合わずに喧嘩のようになっていることもあります。
日本なら大人なのに大人げないってところでしょうか。
でも、アンも負けません。こういうところで、ディスカッションのスキルも身につけているんだと思います。
グローバルで活躍できる子にしたい、という私の目標は到達したと思います。
②悪かった点
良かった点もあれば、もちろん悪い点もあります。
ブログで英語育児の悪かった点を書いている人はあまりいないように思いますので、紹介したいと思います。
【おかしな日本語、海外に興味】
アンが1歳半の頃から、英語で話しかけ、1日中英語のかけ流しをしていました。
英語のDVDも見せていましたが、日本語を見せることはありませんでした。
その当時は、英語脳になってもらいたくて、1日中英語に触れさせることに重点を置いていたんです。
もちろん、日本語でも話しかけていましたが、私自身おしゃべり好きではないので、話しかけること自体少なかったです。アンも口数が少なかったですが、英語で話すことが多く、完全に英語優勢でした。(今はめちゃしゃべります)
英語の中に少し英語が混じることがありました。
読み聞かせは日本語、英語ともにしていました。
アンが小さいころから日本語のTV、DVDを禁止にしてきました。
その結果、英語の文化や歴史にばかり興味をもってしまって、日本の歴史には興味を示しません。
気が付けば、英語の本を読み、日本語の本はあまり読みません。
翻訳版は、原書で読みたいという理由で読みません。
英語を日本語に翻訳したような、変な日本語を話すことも多々あり。
これは完全に私のせいです。
対応策として、子供新聞を読む、四字熟語やことわざの学習漫画を取り入れるなどをしています。語彙の問題集もさせています。
少しずつ、改善されてきています。
まだ大人になっていないので、英語と日本語がどこまで伸びるかわかりません。
アンの成長ぶりはこれからもここにアップしていく予定です。
英語育児は同時に2つの言語を学んでいるわけですから、当然デメリットもあります。
楽しみながら、英語育児をやっていきたいですね。