サイエンスのワークブックがすごい!
アンの英語学習に使っているワークブックは次の二つだけです。
Wordly Wise 3000 Book 5: Systematic Academic Vocabulary Development
- 作者:Hodkinson, Kenneth,Adams, Sandra
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: ペーパーバック
私はリーディングのワークブックは必要ないと考えています。
アンは英語の多読をしているし、 サイエンスのワークブックで内容を読み取る力がつくからです。
アメリカのサイエンスは日本の理科よりも先を行っています。
雲をつくろう!といったような、家庭でできる実験も紹介されています。
アメリカの子供は毎年サイエンスフェアというイベントに参加して自分の研究したことを発表する機会があるようです。
日本でも理科を重視し始めて科学実験教室などありますが、時間的金銭的に厳しいです。
ただでさえ、学校から帰ったら16時、毎日宿題、Z会、オンラインレッスン、英語学習、読書、子供新聞、英語のドラマ視聴で遊ぶ時間もありません。
サイエンスのワークブックのいいところは、
①多読では出会わないような単語を学習できる
②学校の理科より進んだ内容を勉強できる
③子供が興味を持つ内容になっている
です。
①の単語でいえば、buoyancy force(浮力)、anesthesia(麻酔)、photosynthesis(光合成)などです。
②については、科学について幅広く勉強することができます。
難しい単語にはきちんと説明があります。
興味深かったのが、1800年代初頭のイギリスでテムズ川が人間の汚物で汚染されて、コレラが広がったこと。
以前はイギリス人は地面に穴を掘ってそこに用を足していました。
いっぱいになれば、道端に捨てていました。
その後、トイレがイギリスの家庭に取り入れられ、用を足した後、水を流せば一瞬で汚物がトイレから消えました。
でも、それは消えたのではなく、テムズ川に流されていたんです。
川の臭いはひどいものだったそうです。
そんなことをしていたら、コレラが発生するのもわかりますよね。
それから、下水道が作られたそうです。gaiant reservoirに集められて汚物を処理した後、海に返されるようになったそうです。
そういう時代があったとは、想像しただけで恐ろしいです。
もしかしたら、学校の歴史で勉強するかもしれませんが、理科で知ることはないと思います。
そういえば、Magic Tree Houseのお話でも出てきました。
テムズ川が臭いって。どのストーリーか覚えてないのでここで紹介できませんが。
本で読んだり、映画で見たり、ワークブックで勉強したりした小さな知識がつなっがって、一つになっていくんだなと思うと、小学生の時に遊びしかしていなかった私と、こうやって色々学んでいる子供とでは大人になった時の知識の量は雲泥の差ですね。
でも
It's never too late to start.
私も娘と一緒に頑張ろうと思います。